• テキストサイズ

名探偵は甘いのがお好き

第36章 人生最高のクリスマス


「私…お菓子しかあげてないよ…」

私はそれを言うのが精一杯
チョコの中には指輪が入っていた
真ん中についている宝石は自分が主役だと言わんばかりに誇らしげに輝く…どう見てもダイヤモンド

L「いいんですよ、足りない分は今から貰いますから」

「マカロン何個分?」

動揺した私のおかしな質問に竜崎はくすりと笑って

L「ちあき一生分です」

そう言ってキスされた

もちろん捜査本部の皆の目の前で
夜神さんに相沢さんは口が塞がらないし
松田さんは顔を隠しながらも指の間からみてるし
模木さんの珍しく赤くなった耳を見たけれど

たくさんの人からプレゼントを貰った上に自分自身がプレゼントになるという恥ずかしい体験をした今日は人生最高のクリスマスになった

_end_
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp