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名探偵は甘いのがお好き

第27章 合コン!


2人でトボトボと店を出ると最初の角で竜崎が待っていた

L「お帰りなさい、美容院には行けましたか?」

「いや、、まだですね」

L「そうでしょうね」

それきり会話せずにビルまで戻る
松田さんは可哀想なくらい汗をかいている
そのまま竜崎の部屋に通された

L「さて、聞かなくても話はわかってます」

松、ちあき「はいっ」

L「それを踏まえて、松田は残ってください、ちあきは後で呼びます」

別々にお説教コース決定〜(泣)

L「逃げ出さないようにちあきは部屋まで送ります、松田はここにいてください、逃げるほどバカではないですね?」

松田さんは無言でこくこく頷いた
私だって逃げはしないのに…怖いから反論はしないけど…

そして私と松田さんはお互いなんとも言えない顔で無言のエールを贈り合い、私は竜崎と自室に向かう
道中無言、近いはずの廊下が今日はやけに長い

L「では、後で呼びます」

「わかっ……た」

そういい竜崎に背を向けノブを掴もうとした手は
宙を掻いた
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