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名探偵は甘いのがお好き

第27章 合コン!


手首を竜崎に掴まれている、と自覚した時には腕を引かれて振り向かされていた

「りゅっむっんっ…」

一瞬噛み付かれたのかと思った
それくらい激しく押し付けられた唇は焼けるように熱い

「んっふぅっ…んんっ…はぁっむぅ…ん」

離されたかと思ったら、また間髪入れずに口付けられ
息を十分に吸う余裕がない、限界だ、と思うギリギリでやっと解放された

「はぁっはぁっ……はぁっ…っっ…竜…崎…ここ…廊下…」

L「今日はこれじゃすみませんよ、では、後で」

そう言い残して竜崎は廊下を戻っていった

「やばいかも…松田さん、大丈夫かなぁ…」




次の日の朝
捜査員のメンバーが口々に昨晩は悲鳴が聞こえた、松田が酔っ払っていたんじゃないかと言っていたらしい


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