第25章 次も一緒に
L「それで?どこに行くんですか?」
「実はね、竜崎が良いって言ってくれたら送って貰えるようにワタリにお願いしておいたんだ」
L「なるほど(答えになっていません)」
「心配いらないって言ったでしょ?」
L「関係ありません」
(竜崎って結構心配性なんだな)
二人でワタリの運転する車に乗り
しばらくすると辺りは街灯のない真っ暗な場所へと進んでいく
竜崎はじっと窓を見つめ
ちあきは機嫌よく、鼻歌を歌っている
ワ「着きましたよ」
ワタリの声と同時にちあきはパッと外に出て運転席に回る
「ワタリ、ありがとう、ちょっとまっててね」
ワ「もちろんですよ、いってらっしゃい」
竜崎も車を降りちあきについていく
L「暗いですね」
「そうだね…ついてきてもらってよかったかも」
二人でしばらく歩くと広い場所に出る
「見て……竜崎…すごい」