• テキストサイズ

蓮の華

第4章 葉の露




「秋夜、なんかいい案ないのか?」


「うーん、手っ取り早く、見張りを殺るとか」


…はぁ。


「それだといなくなった千鶴ちゃんが下手人扱いになるだろうが」


「ははっ、冗談だよ」


たまーに、冗談に聞こえないんだよなぁ…こいつのは。


「じゃ、俺がせんにゅ「却下」……」


反対されることはわかってたけど、そんなに早く否定されると抗議もできない。


「だいたいなぁ、ここの奴らと関わりを持つこと自体、俺らには危険なんだぞ」


「…わかってるよ」


「なら、いいんだけどなぁ?」


しかし、問答を繰り返したところで解決法は出てこない。


「なぁ、蓮華「今は玻瑠だ」…玻瑠、彼女に見張りがついてるってことは、まだ安全ってことだろ?」


まぁ、確かに死んではいないだろうが…


「…そうだな」


「じゃ、このまま様子を見るってのはどうだ?」


「…それは、監禁されている千鶴ちゃんをここに放置するってことか」


少し、声を落として問いかける。


「…そんなに噛みつくなよ。ま、確かにそうなるけど、でも様子を見ることは必要だろ」


/ 57ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp