第5章 蓮の蕾
「お前には、監察方と一番組を兼任してもらう」
げ…
「…監察方、ですか?」
「あぁ、詳しくは山崎に聞いてくれ。それと一番組としての仕事内容は総司に聞け」
「承知しました」
投げやりかよ。ま、巡察ってのがあるのは知ってるんだけど。
「…土方副長、山崎です」
「おう、入れ」
山崎さんが意外なことに戸を開けて部屋に入ってきた。
「浅谷君、俺はこの後から少々用事があるから今説明をしたいんだが」
「あぁ、じゃあ俺の部屋へ行きましょうか」
「ありがたい、それでは副長、失礼します」
俺も山崎にならい挨拶をして部屋をあとにする。