第6章 急接近?!
『ホントだ、柔らかっ』
そう言いながら、左の頬を何度もツンツンと触る奏多さん。
両頬を横からツンツンされてる絵って、絶対に可笑しいよね(笑)
『ほら、菜穂ちゃん顔真っ赤になってるよ!!2人ともそこらへんにしときな(笑)』
見兼ねた理玖さんが、2人に向かって笑いながら言う。
『てか、菜穂手も綺麗だなぁ〜、、、触らせて♡』
そういい、顔を横に傾け可愛らしい表情をする日向さん。
『まじ洸変態』
私の左側からボソボソっと呟く奏多さんに、理玖さんも真斗さんも首を縦に振っている。
『お酒に酔ったら、日向さんっていつもこんな感じになるんですか??』
こないだ電話した時も、今もお酒を飲んで酔っ払ってる状態なんだよね。
酔っちゃうと、変態になっちゃうのかな?(笑)
『いや、洸はシラフでも酔っててもいつでもど変態だよ!』
私の質問に、考える間もなく即答する理玖さん。
『洸の頭の中は、エロと音楽のことで埋め尽くされてるからね』
さっきまでずっと微笑みながら、私たちを見ていた真斗さんが言う。
『いや〜、そんな褒めないでくれる??照れるから////』
そういい、日向さんは、ニヤケながら頭をかく仕草をした。
この人ホントにどんだけポジティブなの(笑)