第7章 はじめてのデート
外で鳴いているカラスの鳴き声で目が覚める。
緊張して昨日全然寝付けなかったな、、
異性と2人っきりで遊ぶなんて、幼稚園ぶりくらいだもん。
服装は悩んだ挙句、やっぱりパンツスタイルでいくことにした。
ただでさえ恥ずかしいのに、ミニスカなんて慣れないもの身につけてたら、余計に緊張しちゃいそう。
部屋のカーテンを勢いよく開けると、雲ひとつない真っ青な空。
てるてる坊主のおかげかなぁ、、晴れてよかった!
しばらくして、出かける準備も終わり、鏡で最終確認をする。
ちょっと気合い入りすぎてるかな??
日向さん私より年上だし、子どもに見えないように大人っぽく頑張ってみたんだけど。
時間が迫るにつれて、心臓の音がだんだんうるさくなってきた。
うぅ、、、緊張しすぎて吐きそう、、。