第6章 急接近?!
『あ、てか!菜穂ちゃんのメアド教えてよ!!』
『へっ!?!!?』
神様、、!!!!今のは聞き間違いではないですよね?!
私、調子に乗ってもいいですか!?
『ぜ、ぜひ、、お願いします!』
『そんなかしこまらなくていいよー!』
龍樹さんは、携帯を取り出しながら、頬が自然と緩むような笑顔を浮かべた。
キュンっ、、、。
龍樹さんかっこよすぎるよぉぉおおぉ。
『送信っと、、登録しといてね!俺ちょっとお酒取ってくるわ!』
そういい、龍樹さんは空になったグラスを顔の前で揺らし、カウンターの方へ向かった。
龍樹さんがいなくなったとわかった葵が、抑えきれない笑みを浮かべながら私の横へきた。
『やったじゃーん!!』
『やばすぎる!!!!今本当最高に幸せだよーー!!』
公の場だからニヤニヤはなんとか堪えてるつもりだけど、気を緩めたら頬が落ちそうなくらいに、ニヤケが止まらないと思う。
『あーあー、私もいい事ないかなぁあ』
『まず、真斗さんのこと聞かないとね??』
『ほんとそれ!!!真斗様情報集めないと!!』
葵は、よしっ!と、右手の拳を握りガッツポーズをしている。
二人でそんな話をしていると、近くに来るまで存在に気がつかなかったが、日向さんが私達の方へと歩いてきていた。