• テキストサイズ

Hの練習しよっか

第4章 急展開




書かれていた電話番号を打つけど、なかなか通話ボタンを押せない。

これを押したら、日向さんと繋がって、、そして、、私なに話したらいいの!!!

色んなことを考えながら、またしばらく画面と葛藤する。

こんな時に葵達が側にいてくれたら、迷うことなく押していただろうな、、。


鳴り止まない心臓に、落ち着け、と言うように深く深呼吸をする。


よし、、大丈夫、、。


私は意を決して、通話ボタンを押す。

プルルルルという音と共に、私の心臓も激しく鳴り響く。


3回目のコールが聞こえたところで、コール音が止まった。


『もしもーし!』

『も、もしもし、、』

電話に出た日向さんは、先ほどあった時より少しテンションが高そうな感じだった。

それに比べて私ったら、、私達のテンションの差(笑)


『菜穂ちゃーん?』

『は!はいっ!そうです!』

『ちょ、ごめん!一回切るわ!』

そういい、私が返事をする前に通話が終了してしまった。

え、、。なんだったの、、。

私の緊張返してぇえええぇえええ。


だけど、少し安堵している自分がいる。

それにしても、日向さんテンション高かったな、、あんな感じでずっと話してくれたら意外といけるかも。

/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp