第4章 急展開
『えーーっと、、、ボーカルは、、、まさと、だって!!!真斗さんだって!!名前もかっこいぃいい』
『どんな名前だとしてもかっこいいって言うんでしょ』
『んま、そうなんだけどね?』
葵は、てへぺろっと、ウィンクをして舌を出した。
『うちら遠くから見てたけど、真斗さんすっごい優しそうな人だったね!!』
『まぢ見た目通りめちゃくちゃ優しい人だった!』
『何話したの??』
『えーっとねぇ』
まーた気持ち悪いニヤケ顔になってる、、(笑)
本当に葵ってば、顔に出すぎて面白い。
私たちは、バス停までの道を真斗さんの話をしながら歩いた。
『今日行けないって言ったら、また来月くるからその時は来て!って!!!俺に言ってくれればチケットも取っとくから!って!なんか、ブログやってるらしいんだよね!だーかーらー、それにコメントしてって言ってたのぉおお!!』
『葵、興奮しすぎ!声でかい(笑)』
詩穂に言われ、葵も自分の声のデカさに気づき、少し声のトーンを抑える。
『来月もち行くよね???』
『『あたりまえじゃん!!』』
詩穂も私も迷うことなく即答した。
『ちなみに、来月はまた匠さん達もでるから!』
『ってこーとーはー?龍樹さんに会える?!』
『もちのろーーん!!!』
そういい、葵は胸の前でグッチョブポーズをした。
また龍樹さんに会えるんだぁ!!!
楽しみ増えて来た、、明日からまたがんばろっ。