第4章 急展開
次の日私達は、ライブの始まる前に行こうと、早めに集合することにした。
2人とも遅いなぁ、、
待ってる間に、
今から行きますっと、、、
クランに一応行くことを告げる。
すると、1分もたたないうちにメールが返って来た。
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これパソコンのメールアドレスで
いちいち見るの大変だから
こっちの方に送ってくれない??
From..clan(日向)
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という文章と共に、アドレスが添付されていた。
よくみるとそのアドレスは@のあとが携帯会社になっていた。
え、、、、、
これって、、日向さんのアドレス?!!!!
私が一人で戸惑いを隠せずにいると、やっと2人が到着した。
『よっ!!』
『よっ!じゃないよぉ!!!これみて!』
時間に遅れておいてこの対応の2人はさて置き、さっききた日向さんからのメールを見せる。
『え、やばっ。狙ってるなこれは』
『ピチピチのJKだからだっ!!!』
なにを言ってるんだ2人共。
『ただ単にパソコンいちいち開くのがめんどくさいみたいよ?』
『いやいや、それは単なる口実よ!!』
と、探偵にでもなっているかのような素振りをする葵。
早く返しなよ、と詩穂に後押しされ、携帯の方にメールを送った。