• テキストサイズ

Hの練習しよっか

第2章 運命の出会い




龍樹さん達の出番が終わると、後ろからすごい人波が押し寄せた。

私達三人はいっきに端にお追いやられ、あまりのすごさに唖然としていた。


『な、なんか人すごいね』

『たぶんこの次が有名なバンドなんだよ』




『クラン!クラン!!!』

会場全体がなにか叫んでいる。


『クラン??』

『その有名なバンドの名前が、クラン!』

葵は、私も初めてみるんだと、目をキラキラ輝かせていた。


すると、お客さんの大歓声と共に、四人組が姿を現した。

その姿は、龍樹さん達には申し訳ないけど、圧倒的になにかが違うのは素人でも分かった。


私達三人もその姿に目を奪われ、口を開けながらまじまじと見ていた。


『今日はどーもありがとー!!!』

クランのボーカリストらしき人がそう言うと、会場はまた一気に盛り上がる。

そのすごさに少し体が引いてしまっていた。



/ 58ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp