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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第16章 赤い夫との甘い夜



「はぁ…………。いい加減現実に戻ってこようか」

ギュッと征十郎は私の首に手を回し、胸の頂上をつまむ。

『あっ…………せい……征十郎』

「なんだい?」

『なっ………なんでっあっ!』

「1人で寂しいかなと思ってね」

征十郎は空いている片手で私のお腹を撫でる。

『そんな…………。あっ!!そこあか…………んっ』

「やっぱりここは敏感だね」

征十郎は指先でくびれをなぞる。

『あっ………………』

ぞくっと鳥肌をがたった。

「そんなに反応してるの?」

征十郎は手を止めて私の鳥肌を見て言った。

『あと…………。寒い』

「え?」

『濡れてるから………。せっかくここまで来て風邪はひきたくない。続きはあがってからでいい?』

「そうか………。風邪をひかれると困るな…………」

『やろ?だから手離して』

私は征十郎の手首を掴んだ。

「体洗っていいかい?」

征十郎は私の目をじっと見つめて言った。

『……………嫌』

「なぜだ」

『こしょばい。というか家でも言ってる』

私は征十郎の方へ体を向いて言った。
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