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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第16章 赤い夫との甘い夜



私は征十郎に手を引かれながら部屋へと戻った。

バタン ガチャ

征十郎は扉を閉めると鍵を掛けた。

『ふあぁ……………。あー。ねむ』

「お風呂入ってきたら?」

『んーー。そうするわ。征十郎はお酒とか飲んどいたら?』

「ああ。そうしとくよ」

私は入る準備をしてお風呂場へと向かった。






『……………広いな』

私は大理石でできた浴槽や床など見て驚いていた。

『家の倍以上あるやん』

私はひとしきり物色し終わった後、わしゃわしゃと高級そうなシャンプーで頭を洗っていた。

『むっちゃいい匂いする』

私は1人で感想を言っていた。すると…………

「ほんとだ。いい匂いだ」

『やろ?ほんまにいい匂い…………って。は!?』

私は驚いて後ろを振り返った。

「やあ」

そこにはタオルを腰に巻いた征十郎が立っていた。

『やあじゃなくて………。いや。え?幻?あ、そうや自分疲れてるんやわ』

私はイヤイヤイヤと頭を振って征十郎がいると否定した。
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