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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第16章 赤い夫との甘い夜



「はぁ……しょうがない。早く洗って出よう」

征十郎は私の横で頭を洗い始めた。

『征十郎。あとで背中洗って』

征十郎は少し目を見開いたがすぐに細めて

「ああ。もちろんだよ」

と言うとまた自分の頭を洗いだした。





「美桜。洗えたかい?もう出れる?」

『うん』

「よし。じゃあ行こう」

『ひゃっ!?』

征十郎は私を横抱きすると、スタスタと歩き出した。

『ちょっ……。待って。待ってって!!』

「……………なんだ。俺はもう色々と待っているが?」

『あの………。その……………。トイレとお水飲ませて』

「ああ。いってらっしゃい。俺も水を飲みたいから美桜の分も入れておくよ」

『ありがと』

私はトイレへと急いで行った。
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