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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第15章 赤い夫との豪邸



「美桜?大丈夫かい?」

『こんなんされたの初めて………』

「とりあえず部屋へ案内してもらおうか」

〈部屋へ案内してくれるか?〉

征十郎は私たちの1番近くにいたメイドさんに声をかけた。

〈かしこまりました。荷物をお持ちします〉

メイドさんが手を差し出した。

〈大丈夫だ。俺よりも美桜の荷物を持ってやってくれ〉

征十郎は私を指差した。

《え?いや持てますよ?だから大丈夫です》

私は断った。

〈いや。長旅でお疲れでしょう。持ちます〉

次は執事さんが出てきて言った。

「ここでは俺たちが立場が上なのだから甘えるべきだよ」

『うん…………。わかった』

《じゃあお言葉に甘えて………。お願いします》

私は執事さんに荷物を預けた。
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