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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第11章 赤い夫とキセキとの夜



私は征十郎の綺麗な肌に爪をひっかけないように丁寧に脱がした。

「ほら下着も」

『そこはさ………。自分でやって』

「自分で脱がすって言ったんだろう?」

『うっ…………』

私は征十郎のパンツのゴムに手をかけてずらした。

「じゃあ美桜も脱ごうか」

征十郎は私のパンツを脱がした。

『ハッ…………ハックション!!』

「さ、寒いのかい?」

征十郎は肩を震わせながら言った。

『寒いって!こんな長い時間裸でいたら!!』

「ほら。入りな」

征十郎は腕を伸ばして横向いた。

『うん…………』

私は征十郎に腕まくらをしてもらい、布団に入った。

「ほんとだ。ちょっと冷たい」

『風邪引いたら責任とってよ』

「はいはい」

征十郎は私の頭をぽんぽんと叩いた。

そして私はいっきに疲れが出て泥のように眠った。
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