第10章 さつきとのお風呂
征十郎はしんどくなってきた私を見て、離してくれた。
『はぁ…………はぁ…………………。こ、声………聞こえてるかな………』
「大丈夫だと思うよ」
征十郎は私の胸に手を置いた。
『んっ』
ピクッと肩をすくめた。尖端をキュッと征十郎がつまむ。
『あぁっ』
「静かに。声聞こえるよ?」
征十郎は面白そうに笑った。
『じゃあ離して』
「嫌だ」
征十郎の手が私の手にかかり、密部を触った。
「ああ。こんなに濡らして………。興奮してるのかい?」
『ちがっ…………あんっ!!』
私の敏感なところを征十郎の手が触れる。
「だから静かにと言っているだろう??」
するとリビングから…………
〈美桜っちー!!!早く戻ってきてっス!!赤司っちもどこっスかー??〉
『り、涼太……………』
「……………続きはまた後でね」
『は??』
「黄瀬、叫ぶな」
征十郎はリビングへと戻っていった。征十郎の背中は少し黒いオーラに満ちていた。
『な、なんなんや。いったい……………』
私は残りの洗えてないところを洗ってからリビングへと急いで向かった。