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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第10章 さつきとのお風呂



私はパンツだけ履いてからお風呂掃除を始めた。パジャマをきると濡れたりするので基本この格好だ。

「またそんな格好で掃除して………。風邪ひくぞ?」

後ろから聞き慣れた声がした。

『は!?征十ろ…………っ!!』

征十郎は私の口に手を当てて、静かにと言った。

『な、なんでここに?』

私は胸に手を当てて言った。

「抜け出してきた」

『なんで……………』

「わからないかい?俺はずっと美桜と2人きりになりたかったんだが」

『そんなんいつでも2人きりになれる。昨日だって2人やった』

私は征十郎の目を見て言った。征十郎は少しため息をついた。

「やっぱりわからないか…………」

『だから何が…………ん』

征十郎は私の頭と腰に手を回し抱きしめてキスをした。

『ん……あっ………………』

征十郎はシャワーヘッドが私の手から落ちそうになるのを見て、スッと私の手から取った。そして征十郎の生温かい舌が入ってきた。

チュッ ピチュ クチュ

水音が響く。

『んっ……せ、せいじゅ…………あ………………』

だんだんと立っているのがままならなくなり、自分で立っているのがしんどくなった。
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