第9章 赤い夫とキセキとの騒がしい夕食
ガチャ
『ただいまー』
「お邪魔しまーす」
私とさつきはさっさとリビングに入った。
数分後……………。
「お、おじゃま………しま……す」
「美桜ち………ん。お、重い…………」
『お疲れお疲れ』
私は涼太から袋を受け取ってリビングに持っていった。
「なんで美桜っち………あんな軽々と持てるんスか…………?」
「さあ〜?とりあえず俺たちも入ろうよ〜」
「そうっスね」
涼太と敦がリビングに入ってきた。
「黄瀬、紫原お疲れ」
「お疲れ様でした」
「おーー。お疲れーーー」
「なんで美桜っちあんなの軽々と持てるんスか?」
『いつも重たいもの持ってるからなー。書類とか』
「そんなことより美桜ち〜ん。お菓子ちょうだい」
「美桜!!このコース全然クリアできねーんだけど!」
『あ!!なんで勝手にやってんの!?』
「騒がしいのだよ………」
「お前たち五月蝿いぞ」
『だって大輝がーー』
「はいはい」
こんな感じでご飯作りまで騒がしかった。