• テキストサイズ

赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第8章 赤い夫とキセキとのバスケ



征十郎たちは体育館の端へ行き、横一列に並んだ。

「ダッシュ15本行くぞ!!」

「「おう!!!」」

5人の返事が体育館へ含む。

『すごいな………。いつもこんなのしてたの?』

「これよりももっとキツイやつだけどね」

『うわ………。中学でこんなキツイのやってたんだ』

「うん。美桜は中学の私たちのことは知ってる?」

『少しは………。中3の時に「おーい!美桜っち!体操するから来て!!」』

「また続きは夜だね」

さつきは笑顔で言った。

『うん。今から行く!!』

私は少しスポーツドリンクを飲んでから征十郎たちのところへ走って行った。

『「12345678、22345678」』

アキレス腱を伸ばしたり、肩をほぐしたりした。

「次、前屈」

『え』

「ああ。美桜は俺が押すから大丈夫だよ」

征十郎はとてつもなく笑顔で言った。

『嫌だ』

「前屈苦手なんスか?」

『前屈っていうか………。体硬いから嫌なだけ……………。』

「美桜。おいで」

征十郎は床を叩いた。

「行ったほうが良いっスよ………。あの笑顔はだいぶ危険スけど」

『あとから怖いから行くわ………』

私は征十郎の前に座った。
/ 237ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp