第8章 赤い夫とキセキとのバスケ
『あっ………。テツヤごめん』
「いいですよ。慣れてますから」
テツヤは少し頬を膨らませて言った。
「そんなことより残りの2人がきましたよ」
『ほんとだ。なんか喧嘩してる?』
「美桜。あいつらはいつも通りたから大丈夫だよ」
「そう?」
「お前はまたお菓子を食べているのか………」
「え〜?いいじゃ〜ん。あ、美桜ちんだ〜」
「全員揃っているのだよ」
真太郎と敦が入ってきた。
「これで皆揃ったね」
征十郎が皆の顔を見ながら言った。
「とりあえずこれからの流れだが夕方までここで遊んでから今日の夕食と明日の朝ご飯の買い出し、そして俺たちの家へ行く」
『皆パジャマとか持ってきてるよね?』
「大丈夫だよ!美桜は夜一緒にガールズトークしよう!!」
『うん!しよう』
「じゃあ早速始めるよ。桃井は審判をしてくれ。美桜は途中参加だ」
『いいよ。あと準備体操は?帝光でやってたメニューとか久しぶりにやったら??さすがに全てやったら体力使い果たしてしまうかもだけど』
「そうだな…………。どうしようか」
「久しぶりにやろーぜ。美桜はダッシュとかはキツイから体操と腹筋とかしたらいいじゃねーか」
「そうですね。やりましょう」
「わかった。じゃあやろう」