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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第8章 赤い夫とキセキとのバスケ



「黄瀬くん。ついて来ないでください」

「なんでっスかー。というか行くところ一緒っスよ!!」

涼太とテツヤがそんな会話しながらやってきた。

「あ!!美桜っちーーーーーーーーー!!!!!」

涼太が両手を広げながら私に向かって走ってきた。

「あー。美桜ー!会いたかったっスよー」

涼太は抱きついた。征十郎に。そう、目の前に征十郎という名の壁ができている。

「なんか筋肉むっちゃあるっスね!男みたいな…………。え?」

涼太は青い顔をして顔をあげた。

「え。赤司っち………………。ごめんなさいっス!!」

「黄瀬……………。50本ダッシュだ」

「えーーー!!嫌っス!許してくださいっスよー」

涼太は涙目で言った。私は笑いすぎてお腹がこじれそうになっていた。

『あー。お腹いた。征十郎いいよ。許してあげて』

「そうだが………。美桜を突き飛ばす勢いだったんだ。それに抱きつくなど俺が許さない」

『でも抱きつかれて無いからセーフ。それにこれからバスケやるでしょ?』

「あの………。僕には1言もなしですか」

テツヤが手をあげて言った。
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