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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第6章 赤い夫とのデート



駐車場は休日とあってか混雑していた。

『人多いなー』

「そうだね。さすがに休日だからね」

『うわーー。停めれるところある?』

「今探してるよ。美桜も探して」

『んーーー。あ!あの人出そう!!』

「どこだ?」

『Fの5らへん!!』

「ありがとう。じゃあそこに停めよう」

私たちは無事に停めることができた。征十郎と私は車から降りた。

「美桜手出して」

征十郎は当たり前のように私の前に手を出してきた。いつもドキドキするのは私だけの内緒だ。

『ん』

私は征十郎の手をとった。

「もうそろそろ馴れようか」

『は、はい………』

「そこも可愛いんだけどね」

『な、何言ってんの………………』

「嬉しいくせに」

『ノーコメントで』

「くすっ」

征十郎は笑いながら私の手をひいて歩きだした。
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