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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第6章 赤い夫とのデート



とある土曜日の昼下がり。私と征十郎はソファで読書をしたりスマホをいじったりしていた。

「美桜」

ふいに征十郎が私の名前を呼んだ。

『んーー?何ー??』

私はスマホゲームをしながら返事をした。

「デートしようか」

私は思わずスマホを落とした。幸い下にカーペットがあったので大惨事にはならなかった。

『え?デート??』

「ああ。買いたいものがあるからね。デートしよう」

『それってただの買い物なんじゃ……。まあいいか。しようデート。いつ行く?来週?』

「いや。明日だ」

急な予定に驚いたがいつものことなので受け入れた。久しぶりのデートをするせいか征十郎の顔が少し嬉しそうだった。私も楽しみだ。





こうして私たちの久しぶりのデートが始まったのである。
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