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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第5章 赤い夫との風邪



『ん……………………………………』

俺は起こしてしまったかと驚いたが、明かりで眉間のシワを少し寄せて寝返りしただけだった。

「起きてないか………」

俺はゆっくりと布団の中に入った。美桜の熱でいつもより布団が熱かった。美桜の頭を撫でると少し美桜が微笑んだ気がした。美桜の柔らかい口に軽くキスをした。

「お休み美桜」






数日後、美桜の熱もすっかり下がり会社へと出勤した。熱が下がった日の夜はとても濃い夜になった。

やっぱあんな事言うんやなかったなー。

私は言った後からそう思うのであった。
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