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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第23章 赤い夫とのプロポーズ?



「俺がさっき皆さんに紹介したいと言った人はこの人です」

征十郎はしっかりと前を向いて言った。

私は征十郎が何を言ってるのか意味が分からなかったが、全員がニヤニヤしながらこっちを見ているのだけはわかった。

征十郎はマイクを外して小さな声で「名前言って」と言った。

『え、なんで……ちょっと!!』

征十郎は私にマイクを突き出した。

『…………東美桜です』

私は突き出されて話さないわけにもいかず、名前だけ言った。

すると拍手と、冷やかされてるような声がした。

「美桜は洛山高校出身で、今は俺の秘書をしている」

すると「そうなんいいからさっさと言えよ!!」と声がした。

声がした方を見ると大輝が横を向いて、俺がやりましたと言っているような顔をしていた。

「青峰、後で覚えておけ」

征十郎は低い声で言った。

そして大輝の悲鳴も聞こえた。

「…………青峰の言う通り、前置きはこれくらいにしとこうか」

征十郎はちらっと私を見た。

私は征十郎の目線を感じ征十郎を見る。
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