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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第23章 赤い夫とのプロポーズ?



私は歓迎されているのか騒ぎ立てられてるのか分からず、騒ぎ立てられてるんだろうと思いながら挙動不審になっていた。

そして肝心の征十郎はステージに上り微笑んで私を見ていた。

『え、せ、征十郎…………!!!』

「美桜ちゃん。ステージに登って」

『はっ……!?』

さつきは私の背中を押し、ステージへ登るための階段へ行かせた。

「頑張って!」

さつきはぐっと親指を立てて、弾けるような笑顔で言った。

「ちょっと、さつき!?」

私は後ろにいるさつきを見ながら言った。

「美桜」

すると、私の、望んでいた声がした。

「美桜、おいで」

前を向くと、征十郎が手を差し出していた。

私はゆっくりと征十郎の手に手を伸ばした。

そして征十郎は私の手を引いて階段に登るのを促した。

私はそれに合わせて階段を登る。

『征十郎、これ、何?』

「美桜すまないね。今から説明するよ」

私は不安でいっぱいだったが、征十郎はどこか嬉しそうだった。
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