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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第23章 赤い夫とのプロポーズ?



「美桜ごめんね。赤司くんが中で待ってるよ」

『…………うん』

そう言った美桜の声は小さくて、身長が高いなと思っていたがその体は小さく震えていた。

「行こう?皆待ってる」

『うん』

上げた美桜の顔は涙で濡れてはいなかったが、どこか晴れてなさそうな顔だった。

私は美桜の手を取ってドアを開けようとした。

『待って、ドア違う。あっちじゃないの?』

「ううん。こっちからも入れるんだよ」

……#NAME#騙してごめんね!!!

私は内心謝った。

「じゃあ開けるよ」

『うん……!!』














~美桜目線~

さつきにドアを開けられ眩しい光が私の目を差した。

『眩し……』

私は目を凝らし見るとそこにはステージの上へ立っている征十郎がいた。

「ほらっ!中入ろ!!」

さつきに背中を押され私は中へと入った。

そして……

「これが赤司の……へえ可愛いやん」

「征ちゃん良い女の子捕まえたわね!!!」

私が何年も聞いてきた関西弁が聞こえたと思えばオカマの声。

そしてヒューヒュー!など私をとにかく騒ぎ立てていた。

……何事!?

私はとりあえず何がなんだかわからなかった。
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