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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第23章 赤い夫とのプロポーズ?



征十郎の言うことは毎回冗談ではなく聞こえて困る。

「もうそろそろ着くな」

征十郎はナビをちらりと見ていった。

私もナビを見るとあと5kmぐらいだった。

『もう吐きそう』

「駄目だよ吐いたら。諦めて」

『うぅ……』














「ここか」

『うん…着いてもうた』

征十郎は私の手を握って言った。

目の前には高層ビルがそびえ建っていた。

「ここの最上階がホールになっていて貸し切ったそうだよ」

『すごいな……』

私は眩しくて少し目を細めて最上階を見上げた。

「とりあえず中へ入ろう」

『う、うん』

征十郎は足を進めた。私はそれに続くようしっかりと征十郎の手を握り、1歩足を進めた。

自動ドアを開けると目の前にはカラフルな頭が6個並んでいた。
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