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赤い夫との日常【黒子のバスケ R18】

第5章 赤い夫との風邪



俺はもう必死だった。美桜の服を脱がせてパジャマに着替えさせ、自分自身もスーツから着替えて車で病院へと向かった。

『ん・・・・?あれ・・?車?何で?』

「起きたかい?体調はどう?」

『しんどい。体重い。動かへん』

俺は助手席に座っている美桜を横目で見た。美桜はとろんとした顔で俺を見ていた。

「これから病院へ行くからそれまで寝ているといいよ」

『うん・・・・・』

美桜は返事をするとすぐに寝てしまった。





車を走らせること20分。病院に着いた。俺は美桜を横抱きすると受付へと歩いた。

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