第22章 赤い夫との同棲
自分は同棲という形にはなるし、たぶん結婚する。というか絶対するだろう。だが、今新婚であるかと聞かれると籍を入れてないので法律上では夫婦ではないが………。
『…………とりあえずお風呂入るか』
私は征十郎を待たせているのを思い出し、一旦考えるを止めてさっさとお風呂に入った。
───数分後───
ガチャ
『ごめん!お待たせしました』
私はお風呂に入ってスーツに着替え軽く化粧をしてリビングに入った。
「大丈夫だよ」
征十郎はキッチンでベーコンと卵を焼いていた。
「クーラーボックスの中にあるものを勝手に使わせてもらったよ」
冷蔵庫の中身は征十郎の家が近いというのがあり、クーラーボックスへと入れた。そして電子レンジや洗濯機などの家電は征十郎の家にあるので売ることにした。
『うん。色々使ってくれていいよ。これらの野菜とか食べてしまわないとだし』
「ありがとう。もうすぐで出来上がるから少し待っててくれ」
『じゃあコーヒーでも淹れようか?』
「うん。お願いするよ」
私はコーヒーを淹れて、余ってた野菜でサラダを作った。