• テキストサイズ

夢きらめいて(ブラコン夢)

第2章 2


約束を取り付けられてから、私は落ち着かない日々を過ごした。
テーブルマナーなんて多少しか知らないし、高級なレストランでの立ち振舞いもよくわからない。

近くに住む友達にそれとなく話を聞いたり、インターネットで調べたりしながら、そわそわとしているとあっという間に約束の日になってしまった。

15時。
携帯が着信を告げる。ディスプレイにはHikaruの文字。
「おはようございます」
「おはよう、さくら。あと15分くらいしたらそっちにつくわ。ちゃんと準備しててね」
「わかりました。ありがとうございます」

女の人の喋り方の朝日奈さんだった。
仕事帰りなのだろうか?とちょっと心配になりながら、身支度の最終確認をした。
/ 77ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp