第1章 four plus one
へクターさんは私を真っすぐ見ると「まあ…」と少し微笑んだ。
「俺に今何言っても止められないけどね」
「えっ? んああぁっ!!!」
私が何をする間もなく、へクターさんは素早く私の脚を曲げてМ字型にし、自らをゆっくりと入れてきた。
「あぁぁあぁっ!」
初めて…なのに…。
体が初めてじゃないから、痛みも感じずに、すぐに気持ち良くなる…。
「はあぁっ! ダメぇっおかしくなっちゃうからぁ…」
ベッドのシーツをギュッと握ると、へクターさんは顔を赤くした。
「…っ///。麗華がそんなに可愛い事したら、俺もっと止まんなくなるっ」
「ああぁっあっ!」
その途端に、へクターさんは腰の振りを早くした。
「あぁっあっ! ああぁんっ! へク…ターさんっ!」
「呼び捨てで…呼んでよっ」
赤い顔のまま、へクターさんはそう言った。
「んああぁっ! んあっ! へク…ターっ!!」
「…っ! ダメだ…。俺…もう…っ!!」
へクターさ…。へクターの顔に余裕が無くなってくる。
「はあぁぁあんっ!! んあっ!」
「…っあぁっ!!」
へクターさんはソレを抜くと、その場で白い液を出した。
「はぁっ…はぁっ」
「…っ…」
…。