デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第6章 バラバラになった仲間と目指せスパイラルマウンテン
「アキ!お前無事だったか」
俺が合流したときには既に小姫以外のみんなが集まっていた。
「………小姫は?」
するとタイチの顔が歪んだ。
「………すまん。デビモンに攫われた。」
気がつくと俺はタイチの胸ぐらを掴んでいた。
「やめて!!タイチさんのせいじゃないんだ!僕を………僕を庇って小姫ちゃんは………」
タケルが目の端で涙を流した。俺は静かに太一を下ろす。
「………すまねぇ。お前に任せられたのに。」
「………いや、俺もついかっとなった。」
「小姫ちゃんなら大丈夫よ!プルモンも付いてるし。デビモンを倒せばいいことよ!」
「…………そうだな。」
「よし!デビモンを倒して、小姫を取り戻すぞ!」
「「「「「「「「おー!!!」」」」」」