第6章 バラバラになった仲間と目指せスパイラルマウンテン

☆☆～秋side～☆☆

なにやら辺りが騒がしくなった。

「………アキ。みんなに言わなくてもいいのか？」

「…………いつかばれることだが、焦っていう必要は無い。」

「………コヒメには？」

「コヒメには言うな。言ったらまたああいうことになるかもしれない。」

「…………アキ。タイチたちだ。」

「やっと来たか。行くぞ。身を隠す意味がなくなった」