デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第6章 バラバラになった仲間と目指せスパイラルマウンテン
一瞬デビモンの部下の仕業かと思ったがどうやら違うようだ。
「罠!?」
こんなときに。
「プルモン。出口を探そう!」
「うん!あ、でもなんで地震のこと聞いたの?」
私は出口を探しながら、
「そこの壁画に書かれているものは過去の歴史から今、そして未来の歴史までかかれてあるの。悪魔と天使は多分進化したパタモンとデビモンだよ。」
「えっ!?じゃあ……」
「うん。パタモンが………死んじゃうかもしれない……あった!」
私はスイッチを押す。すると、私たちが来た道と反対の方が開いた。
「行ってみよう。」
そして、奥へと進んでいくとそこは光に包まれたところだった。部屋の真ん中にある水晶がその光の源だろう。
「……………これは」
そこにも壁画があった。
「何が書いてあるのコヒメ?」
「さっきの壁画には半分だった天使がそうじゃなくなってる。なんか光?みたいなのにてらされて。…………あ」
これは別の未来ってこと?そしてこの光を使えば死なずに済むってこと?
その時大きな振動が部屋を揺らした。
「あーもう!迷ってる時間はない!」
私はその光を取った。