デジタル世界に迷い込んだ選ばれし8人の他にあと二人いた?
第4章 デジモンと進化
「もういい!秋くん早くねちゃいなさい!」
そっぽを向くソラ。本格的に怒らせてしまったようだ。
「ありがとう。じゃあ、何かあったら起こしてくれ。」
俺は素直に眠りについた。
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「…………秋くんのバカ」
ソラは小姫の汗をぬぐいながら呟いた。
ソラは小姫に対する秋の変容ぶりに驚き、二人の関係についてずっとヤキモキしていたのだ。
「………あーあ。やっぱり脈無しなのかしら。」
体育座りで俯くソラの姿を知っているのは頭上を照らす月だけだった。