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白咲先生、大好きです。Episode0-初恋-

第4章 ♡Episode2♡ 白咲先生


翌日...


太輔は嫌々担任の先生に部活の入部届を出した。



「......練習始まんのは明日からかよ......」



その日の昼休み、特にやることのない太輔は体育館に行ってみることにした。






体育館に行ってみると...



ダンダンダンっ!



「......?」



体育館ではバスケットボールが跳ねる音が聞こえてきた。



太輔が体育館を覗いてみると...



「ナイッシュー!!」


どうやら体育館ではバスケをやっているようだった。



「......げっ!」
(何でだよ......)



シュートを放った方に視線を送ってみると、その先には......



「白咲先生流石ですね!」



「ありがとう赤沢君(微笑)」



「......(固)」



「......ん?藤ヶ谷じゃないか!どうだ、お前も一緒にやらないか?」



「赤沢君、彼と知り合いなの?」



「えぇ、昨日部活の見学に聞いたんですよ。」



「そう!」



「......なんでてめぇがいんだよ!」
(アイツ、昨日の先公じゃねぇかよ......)



白咲先生と呼ばれた教師は、太輔が昨日散々振り回された?女性教師だった。



「っおい藤ヶ谷!先生には普通敬語だろ!?」



「うるせぇ!昨日は散々おちょくりやがって!(怒)」



「それは貴方がいけないんでしょ?」



「......先公なら先公らしく、職員室でコーヒーでも飲んでろよ......」



「私はバスケ部の顧問でもあって監督でもあるの!
生徒に教えるのも教師の仕事でしょ!?」




「......はあぁぁ!?」
(マジ最悪じゃん!何でコイツが顧問なんだよ!?
しかも監督って......)



「っ藤ヶ谷......さっきから口が過ぎるぞ!」



「......。」



「藤ヶ谷君.....私は白咲百合、ちゃんと名前があるの!」



「知るか、っんなもん!」









この時の俺にとっては憂鬱なものだったが、彼女と関わることで



自分の未来が大きく変わるということになるのはまだ知らない。



今思えば、白咲先生に会えてよかったっと思った......。



















けど、この時の若い俺は反抗してばっかりだったな(苦笑)


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