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第6章 キライ、キライ...
痛みも麻痺してきたのか...
もう、何が何だか分からない
意識が少しずつ遠のいてきた
(あぁ...もう、終わりなんだ......)
涙がこぼれた瞬間だった
「お前ら!何やってんだ!!」
プール内に響いた声
「やべっ...!」
「何で人が来んだよ!?」
焦る亮たちに、私は薄く目を開けて声のした方を見る
そこに居たのは男の先生、武本君
そして...
「咲、綺...」
先生と武本君は亮たちを取り押さえ、咲綺はボロボロになった私の方へと真っ直ぐ駆け寄ってきた
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