第6章 キライ、キライ...
ニヤリと笑った亮
その表情に危険だと感じた時には...もう遅かった
「バカじゃねーの!」
力強く引っ張られて、そのままプールの中へと放り出される
バッシャーンッ――
顔面から飛び込んで大量の水を飲んでしまった
「ぷはっ...ゴホ!!ゲホッ...うえっ...」
顔を出して苦しさにむせていると2回プールに飛び込む音が聞こえた
亮の後ろに立っていた男たちだ
「残念だけど、もうお前には敵しかいねーんだよ」
ケラケラ笑いながらそう言った亮を見上げた瞬間
男2人にプールの中へと沈められた
水中から上がろうとしても男2人の力には敵わなくて...
もがけばもがく程、苦しくなる
限界になって水を飲み込むと、髪を掴まれ引き上げられた
「...がは!ゲホゲホッ...!!」
むせて息をする間も無くまた沈められる
それを何度も繰り返された