第5章 苦痛な日々(R18)
唇が離れ肩で息をしながら覆いかぶさる彼を見上げると、思いがけない表情に目を見開き困惑した
「ムカツク...」
切なげに眉を寄せ吐き捨てるように呟いた彼は、私の制服へと乱暴に手をかける
制服と一緒にブラをたくし上げられ胸が晒された
「...っいや!」
見られることに慣れなくて羞恥心に頬が熱くなる
突起を指先で撫でられるとそれだけで昨日の事を鮮明に思い出し、自分でも驚くほど敏感に反応してしまう
あゆの反応を見て、恵は指先の刺激を更に強くした
「あッ!...ん..」
強くなった刺激に体を強張らせ目を瞑る
雨宮君は突起を刺激していた手を背中へと滑らせると、反対の手で私の頬を撫で額に軽く口づけた
閉じられた瞼、頬、首筋、鎖骨にも同じように口づけて、最後に耳元へと唇を寄せた彼はそのままピタリと動かなくなってしまった
「...雨宮、くん?」
密着する体
近くで香る彼の匂い
耳元で感じる彼の吐息
雨宮君が上に乗っていて身動きが出来ない...
どうする事も出来ないまま私は固まっていた