第5章 苦痛な日々(R18)
「あっ...」
「俺、なんて送ったっけ?」
雨宮君の表情は意外と普通だった
雰囲気はピリピリとして決して良いものではなかったけれど...
「5時に...生徒会室」
「30分、遅刻」
その言葉に時計を見た
(うそっ...!そんなに経ってたんだ...)
「あゆ」
目の前に雨宮君が迫ると、腕を掴まれ引き寄せられる
「お仕置きだな」
至近距離で低く呟きゆっくりと私のリボンを外した
「ちょ...ちょっと待って!」
乱暴に鞄を奪われて腰を抱かれる
制服の裾から手が差し込まれて背中を雨宮君の掌が撫でた
どうしたらいいのか分からず固まっていると、突然抱き上げられソファーに降ろされた
「雨宮く――」
降ろされると同時に片手で顔を固定され、激しく乱暴なキスが私を襲う
「んっ...!ふぅうッ!!」
何度も角度を変えて、唇も舌も痛いくらい吸い上げられて
その激しさに瞑った目の端から涙が零れ落ちた