• テキストサイズ

恋愛玩具

第5章 苦痛な日々(R18)



「なんで?」

「...え?」

「あゆちゃんはさ、恵の...何?」

その言葉に胸がキュッと痛くなった

(そんなの...私の方が知りたい)


”恵の何?”


周りからは私が雨宮君に纏わりついているように見えるんだろう

私が被害者だとしても私の方が悪者になってしまうんだ...

「別に...。何でもないよ」

武本君を見て軽く微笑み、鞄を取り返すと生徒会室の方へと足早に向かった

「何でもない...か」

駿はあゆの後ろ姿を見ながらそう呟くと、どこが寂しげに目を細めた


/ 311ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp