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第16章 動き出した運命
「...わかった」
「よし!じゃ、明日5人で夏祭り決定な!」
「5人?」
「そ!俺、咲綺ちゃん、恵、あゆちゃん、勇介!」
勇介...
この前学校で会って以来か
嫌なワケじゃないけど、少し気まずいな...
突然黙り込んだ恵に、駿は首を傾げる
「どうした?」
「いや...、時間決まったらまた教えて」
「了解!来なかったら迎えに来るからな~」
「ああ。じゃあな」
嫌そうに眉をしかめつつも返事をする恵に、駿は満足そうに笑顔を見せ帰っていった
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