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第13章 崩れゆく嘘[上]
「恵...あの公園に行ったんじゃ...」
3年前、梨奈と待ち合わせしてた隣町の公園
4人の思い出の公園...
間違いない...恵はそこにいる
「葵、ありがとう。それじゃ!」
急いで公園へ向かおうと踵を返そうとした駿の腕を葵が強く掴んだ
「...葵?」
「駿様...」
葵の真剣な瞳が駿を真っ直ぐ射抜く
「お話したい事があります」
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