第3章 捜索願い
抗議の電話でも入れてやろうかと思ったがやめておいた。
朔哉
「ガープ中将め…。」
まぁじいさんの事だから多分写真を間違えたんだろう。
それにしてもこの写真はねぇだろ…。
暫くはこれをネタにからかわれそうだ…。
と落胆してたちょうどその時。
プルプルプル…
朔哉
「ん?子電伝虫…?」
俺専用の子電伝虫が鳴った。
ガチャ…
朔哉
「もしもし?」
???
「朔哉かよぃ?俺だ。」
朔哉
「白ひげんとこの1番隊隊長マルコか。」
マルコ
「声聞いただけでよく分かったな?」
朔哉
「まぁな。それでどうかしたのか?」
(マルコは覚えやすいからな…。)
マルコ
「あぁ…大した用じゃないんだが親父が退屈してるから遊びに来いとさ。」
朔哉
「いつでもいいのか?」
マルコ
「あぁ。急ぎではないから暇な時にでも来てくれると親父も喜ぶよぃ。」
朔哉
「そうだな…。じゃあ3日後にそっちに向かうよ。親父さんによろしくな。また連絡する。」
マルコ
「あぁ。すまない。親父に伝えとくよぃ。」
ガチャ…。
子電伝虫をしまうと周辺の地図とビブルカードを取り出した。