第3章 夢物語
すばるが去った後に俺は考えていた
横山「ホテル経営か....」
俺たちに出来るのだろうか?
仲は良いが
俺たちに仕事が出来るのだろうか?
俺の手にある本に目がいった
横山「二人の天使か.....」
俺は、その天使の事を考えた
横山「もし、こいつがおるなら
俺らは救われる事があるって事か...」
でも、これは俺らには夢物語だ
人間が子供に読んで聞かせる物語だ
俺はその本を見て笑っていた
横山「こんなんに、俺が信じようとするなんてな」
そう言うと俺は、開いてるスペースに本を並べて
直した
俺たちに救いはない
それは、俺が一番知ってるはずだったのに
しかし、俺はこの夢物語に
足を踏み入れていた事を知らなかったのだ