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Dye D?〈番外編 横山〉

第31章 現在




俺が書斎で本を読んでいると

部屋にノックの音と同時に扉が開いた


安田「横ちょ、もう直ぐ客が到着する時間やで?」


ヤスがのんきそうに顔をだした


横山「もう、そんな時間か?」


安田「おん、亮ちゃんが興奮してうるさいねんけど」


本を閉じて棚に直す俺に方向を始めた


横山「ほんまに、我慢できん奴やな」


俺は呆れながらヤスの後について

フロントに足を進める


俺たちは、あの後からホテル経営を始めた

今の世の中は俺達には有利に進んでいた

ネットで噂になり

俺たちのホテルがなかなか予約の取れない

幻のホテルと言われて客が来ない事はない




俺は、なんとかこの土地を離れる事もなく

いまだに女を待ち続けていた

いつの日か、あの扉から戻って来てくれる日を





フロントにはすばるが俺の代わりをしながら待っていた


渋谷「早よせんと、もう来よるで」


そう言うと、客の名簿を俺に渡した


横山「すまんな、

今日は一か月ぶりのゲストやから

慎重にもてなさなアカンな」

俺は口の端を上げて笑らいながら

すばると入れ替わりフロントに入った



それと同時に玄関の扉がゆっくりと開いた

みんなの姿勢が正される



横山「いらっしゃいませ、ご予約のお客さまですね

当ホテルで、ごゆっくりおくつろぎ下さい」






                END
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